蒼井優、出産を経て「負担をどれだけ…」ブギウギ出演に悩むも挑戦（シネマトゥデイ） - Yahoo!ニュース
こんにちは。
今回は、連続テレビ小説「ブギウギ」（NHK総合・月～土、午前8時～ほか）で、ヒロイン・スズ子（趣里）の憧れの先輩・大和礼子を演じている蒼井優さんについてお話ししたいと思います。
「ブギウギ」は、戦後の大スター・笠置シヅ子をモデルにしたオリジナル作品で、大阪の小さな銭湯の看板娘から“ブギの女王”と呼ばれるスター歌手となっていくヒロイン・花田鈴子（福来スズ子）が、多くの困難を乗り越えながら人々に勇気と希望を与えていく姿を描きます。
蒼井さんが演じる大和礼子は、梅丸少女歌劇団（USK）第1期生の娘役で、劇団を引っぱるトップスターです。4鈴子（スズ子）は踊りや歌への大切な精神を礼子から受け継いでいきます。
蒼井さんは、初めての朝ドラ出演が決まった時の気持ちや、初共演となる趣里さんの印象、自身の役柄や印象的なシーンについて明かしました。
まず、朝ドラ出演が決まった時の気持ちは、趣里さんがヒロインに決まったという発表を見て勝手にうれしくなっていたということです。女優としても人としても大好きな趣里さんと共演できることに感激したそうです。
ただ、出産を経て自分の環境が変わったこともあり、周りの人に迷惑や負担をどれだけかけてしまうのかわからなかったので出演は悩んだとも語っています。しかし、それでもいろいろとお話をしてくださって、どうにかなるか！ と思い、挑戦したそうです。母親としてこれが正解なのかわかりませんが、私生活も仕事も「どっちも大変」ではなく「どっちも楽しい」と思いながらやっています。
次に、役柄の印象や、演じていて印象的だったシーンは、大和礼子は孤独ではあるけど周りが支えてくれていて、隣には常に橘アオイ（松本穂香）がいるということです。その安心感と孤独感とのバランスが、演じていてとても楽しいと言っています。
礼子は静かだけれど意地とプライドがある人だから、周りに何でも話せるわけではないんです。そんな私をいつも橘アオイが真横で見守ってくれています。印象的だったのはもっと梅丸少女歌劇団（USK）を盛り上げていきたいというところ。周りに弱みを見せられず1人で頑張っちゃうところがあったので演じていてやっぱり苦しかったです。その後、みんなに自分の気持ちを素直に話すシーンでは、話し終わったときに本当にすごくすっきりしました。ここをみんなと楽しい場所にしたいんだって、初めて頭を下げて謝ることができて気持ちが楽になりました。
ステージパートでは、本当にOSK日本歌劇団の皆さんに支えていただきました。ステージパートもそれ以外のシーンでも、OSKの皆さんが現場の空気を作ってくださって感謝しかありません。こういうときは体をどう向けるのか、返事はどうするか、号令は誰がかけるのかなど、劇団内の暗黙のルールなどをたくさん教えていただきました。本業は舞台の皆さんですが、ドラマに力を貸してくださって一緒に楽しんでくださったのが本当にありがたいです。
以上、蒼井優さんの朝ドラ「ブギウギ」での演技についてお伝えしました。蒼井さんは、趣里さんとの共演やトップスター役の魅力と苦悩を語ってくれました。朝ドラ初挑戦ということで、母親としても女優としても成長している姿が見られます。これからも「ブギウギ」での蒼井さんの活躍に注目してくださいね。
