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ジャニーズ会見でNGリストが発覚、八代英輝氏がコンサル会社を批判

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八代英輝弁護士 ジャニ「NGリスト」“チラ見せ”コンサル会社女性に「信じられないくらいお粗末」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース

ジャニーズ事務所が2日に開いた記者会見で、創業者の故ジャニー喜多川氏による性加害問題について説明した。この問題は、昨年12月に週刊文春が報じた「ジャニーさんの暗黒ファイル」で初めて表面化し、今年1月にはジャニーさんが亡くなったことでさらに注目された。ジャニーズ事務所は、被害者や関係者と話し合いを重ねた結果、謝罪や賠償などの対応を行うことを決めたと発表した。

しかし、この記者会見で、会見の運営を任された米国のコンサル会社が、特定の記者やジャーナリストを指名しないようにする「NGリスト」を作成していたことが明らかになった。このリストは、スポニチ本紙が入手したもので、6人の記者やフリージャーナリストの名前や顔写真が掲載されていた。その中には、東京新聞記者の望月衣塑子氏や世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題の追及で知られる鈴木エイト氏ら、挙手し続けながら指名されなかった記者の名前があった。

質疑応答は、「1社1問」のルールが設けられ、司会を務めた元NHKアナウンサーの松本和也氏が指名する形で進行した。しかし、コンサル会社が作成したリストを基に質問者を選別していた疑いが出てきた。事務所は4日夜、リストについて「弊社関係者は誰も見ていない」と関与を否定するコメントを発表した。しかし、会見の前々日の打ち合わせで、「NG」と書かれた媒体リストを示され、副社長の井ノ原快彦が疑問を呈したところ、コンサル会社が「(会見の)後半で当てるようにする」と話したという。

この問題に対して、弁護士の八代英輝氏が5日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」に出演し、コンサル会社を批判した。八代氏は、記者会見が始まる前、コンサル会社の女性がNGリストを“チラ見せ”しているVTRを見て「信じられないくらいお粗末というくらいしか(チラ見せした)理由は考えられませんね」と言い、「見える形で会場内を闊歩(かっぽ)している神経が私にはちょっと理解できませんね」とあきれた表情で話した。

八代氏は、NGリストの存在自体が問題だと指摘した。「記者会見というのは、事実を公開する場ですから、どんな質問にも答えるべきです。特定の記者やジャーナリストを排除するというのは、事実を隠すということです。それは、ジャニーズ事務所が誠意を持って対応しているという姿勢と矛盾します」と述べた。

また、八代氏は、コンサル会社の役割にも疑問を呈した。「コンサル会社は、どういう基準でリストを作ったのでしょうか。どういう権限でリストを作ったのでしょうか。どういう責任を取るのでしょうか。これらのことが明らかになっていないのです」と指摘した。

八代氏は、ジャニーズ事務所がコンサル会社に依存しすぎているとも批判した。「ジャニーズ事務所は、自分たちの言葉で自分たちの考えを伝えるべきです。コンサル会社に任せきりにするというのは、逃げです。それでは、ファンや世間に信頼されません」と述べた。

ジャニーズ事務所が開いた記者会見は、性加害問題に対する謝罪や賠償などの対応を発表する場だったはずだが、その裏でコンサル会社が作成したNGリストが発覚し、逆効果になってしまった。ジャニーズ事務所は、この問題にどう対処するのだろうか。そして、コンサル会社は、この問題にどう責任を取るのだろうか。今後の動向に注目したい。