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 ジャニーズ事務所の新体制について、パフォーマンス心理学の専門家が分析

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東山紀之は「いちばん痛いところを聞かれ…声が一段低くなった」ジャニーズ会見で、パフォーマンスの専門家が注目した場面(中日スポーツ) - Yahoo!ニュース

こんにちは、パフォーマンス心理学に興味のある方々へ向けて、話し方や態度、声のトーンなどから人の心理状態や印象を分析するブログを書いています。今回は、ジャニーズ事務所の新体制について、2日に行われた記者会見の様子を見てみたいと思います。

記者会見では、新社長に就任した東山紀之さんと、新会社ジャニーズアイランドの社長になった井ノ原快彦さんが、それぞれ交代しながら話しました。この2人の関係は、とても良好で協力的だと感じました。井ノ原さんは、東山さんの話をうなずいたり、笑顔でフォローしたり、記者をなだめたりしていました。東山さんも、井ノ原さんの話を聞いているときは、目を見たり、頷いたり、賛成したりしていました。このように、2人はお互いに信頼し、尊重し、支え合っていることが伝わってきました。

また、エージェント会社の名前をファンから公募するという発表も、とても良いアイデアだと思いました。これは、ファンの参加意識を高めるだけでなく、新しいファンの獲得にもつながると思います。エージェント会社の名前は、ジャニーズ事務所のイメージや方針を反映するものであるべきですが、それをファンに委ねるというのは、とても大胆で斬新な試みです。ファンは、自分の考えた名前が採用されるかもしれないという期待感や、自分がジャニーズ事務所の一員であるという感覚を持つことができます。これは、ファンとジャニーズ事務所の絆を強めることになるでしょう。

しかし、会見の中で、東山さんがジャニー喜多川元社長による性加害問題について、記者から指摘されてから答えたことは、残念ながら印象が悪かったと言わざるを得ません。東山さんは、この問題について「見て見ぬふりといわれたら、それまでだなと思う」と答えましたが、そのときの声のトーンが一段低くなりました。これは、不利なことを聞かれる前に、自分から言わなかったことに対する後悔や、言い分が信じてもらえないのではという恐れや保身がはたらいたことを示しています。ファンは、東山さんがどこまでジャニー喜多川元社長と関わっていたのか、どう思っていたのか、知りたいと思っていたはずです。そのことを、指摘されてから答えたのでは、誠意が感じられないと思います。もし、東山さんが最初からこの問題について言及し、自分の立場や考えを明確にしたなら、もっと信頼できると思います。

さらに、会見で荒れた一部の報道陣にも、少し残念な気持ちになりました。記者は、ジャニーズ事務所の新体制について、真剣に取材し、質問する権利と義務があります。しかし、同じ質問を繰り返したり、感想を言ったり、声を荒げたりするのは、あまりスマートではありません。会見の内容よりも、記者のほうに注目がいってしまうと、ジャニーズ事務所の新体制について、正しく理解できないと思います。記者は、もう少し冷静に、建設的に、会見に臨んでほしかったと思います。