ピースの綾部祐二さんが、2017年に渡米してから初めて日本に帰国しました。10月15日には、相方の又吉直樹さんと『ピーストークライブ ～本とアメリカ～』というイベントを行いました。そこで、昨年出版したエッセイ『HI, HOW ARE YOU?』のエピソードや、アメリカでの挑戦、日本で感じたことなどを語りました。
綾部さんは、5年間は帰らないと決めていたそうですが、6年経って親にも会っていなかったことや、タイミングが良さそうだったことから帰国を決意しました。久しぶりに会った家族や先輩芸人の方々とは、「1年ぶりくらいの感じ」であっさりとした再会だったそうです。街を歩いて驚いたことは、周りの会話がすべて耳に入ってくることだったそうです。英語だと聞き取れないから、アメリカでは「何となくこんなことを言っているな」という感じで気にならなかったそうです。
綾部さんは、心地よいのは圧倒的にアメリカだと言いますが、「やっぱり日本最高だな」とも思ったそうです。日本の情報は大きなニュースは知ることもあったそうですが、芸能界については全くわからなくなっていて、テレビも観られなくなってしまったそうです。感覚が戻らなくなっているものはたくさんあるそうですが、「失ってしまった」という表現ではなく、「アップデートされた」と思っているそうです。
