芸能情報ブログ

芸能界の情報に特化したブログです。

財津一郎さんの追悼とタケモットピアノのCMの裏話

スポンサーリンク

【追悼・財津一郎さん】タケモトピアノCMのダンサーが明かす「撮影中、とても紳士的だった素顔」(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース

こんにちは。今日は先日亡くなられたコメディアン・俳優の財津一郎さんについてお話したいと思います。

財津さんは私が子どもの頃から大好きな芸能人でした。特に印象的だったのは、時代劇コメディー『てなもんや三度笠』でした。財津さんが演じるお銀さんは、いつもトラブルに巻き込まれて「キビシーッ」や「助けてチョーダイ」と叫んでいましたが、その姿がとても愛らしくて笑わせてくれました。藤田まことさんや白木みのるさんといった名優たちとの掛け合いも絶妙でしたね。

財津さんはコメディアンだけでなく、俳優としても多くの作品に出演されました。私は『男はつらいよ』シリーズで寅さんの親友・マスター役や、『3年B組金八先生』で金八先生の同僚・石田先生役が好きでした。どちらも温かみのある人柄が伝わってきて、親しみやすいキャラクターでした。

そして忘れてはならないのが、タケモットピアノのテレビCMです。私はダンスが好きなので、このCMに出演されているダンサーたちにも注目していました。特に向かって左側の手前で踊っている女性(永津直子さん)は、私が通っているダンススクール(Y’s Dance College 京都)の代表なんですよ。彼女は当時の関西の名ダンサーとして活躍されていたそうです。

このCMは、財津さんが脳内出血の手術を受けた後に撮影されたものだそうです。それなのに、財津さんは一流のダンサーたちと一緒に軽やかなステップを見せて、「モットモットタケモット」と歌っています。最後に「ピアノ売ってチョーダイッ!」というセリフも忘れられません。このCMは2000年に制作された最新版で、今年の8月まで23年間にわたって放送され続けました。私はこのCMを見るたびに、財津さんの元気な姿を思い出していました。

永津さんによると、財津さんは撮影中もとても紳士的で気遣いができる方だったそうです。ダンサーたちに「根を詰め過ぎないで少しは休みなさいね」とか「水分補給もちゃんとしなさいよ」とか言ってくれたそうです。財津さんは自分のことよりも周りの人のことを考える優しい方だったんですね。

財津さんは10月14日、慢性心不全のために自宅で亡くなられました。通夜と告別式は近親者によって行われました。財津さんのご冥福を心からお祈りします。

財津さんは私たちにたくさんの笑いと感動を与えてくれました。財津さんの作品やCMはこれからも私たちの心に残り続けるでしょう。財津さん、本当にありがとうございました。あなたのことを忘れません。