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フジテレビは旧ジャニーズ事務所との関係をどうするか?年末年始の特番に影響も

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『カウコン』開催未定で振り回されるも…フジテレビが強気に出れない「旧ジャニーズとの蜜月」裏事情(FRIDAY) - Yahoo!ニュース

こんにちは。今回は、フジテレビと旧ジャニーズ事務所との関係について書いてみたいと思います。

フジテレビは、SMAPや嵐など多くの人気アイドルグループを生み出した旧ジャニーズ事務所と長年にわたり強い関係を築いてきました。特に年末年始の恒例特番『カウントダウンTV』(通称カウコン)は、旧ジャニーズ事務所のタレントが多数出演し、独占中継も行ってきました。カウコンは毎年高視聴率を記録し、フジテレビの看板番組として定着しています。

しかし、今年はどうなるのでしょうか。旧ジャニーズ事務所は社名を「SMILE-UP.」(スマイルアップ)へ変更し、新たな船出を迎えましたが、その先行きは明るくはありません。一番の理由は、長く親密な関係が続いてきたテレビ各局の厳しい対応です。

テレビ各局は、創業者である故・ジャニー喜多川氏が未成年タレントに対して性的虐待を行っていたという報道に対して、被害者救済と再発防止への取り組みを求めています。NHKは旧ジャニーズ事務所所属タレントの同局の新規出演依頼について、被害者救済と再発防止への取り組みが着実に進まない限り行わないというスタンスを強調しました。『紅白歌合戦』には現時点で出演者ゼロという方針を変更していないと明言しました。

テレビ朝日も、『忍者』のメンバーだった志賀泰伸氏が局内のトイレでジャニー氏からの性加害に遭ったという証言を受け、今回の問題を総合的に検証するための特別番組を制作・放送する予定とのコメントを発表しました。すでに日本テレビとTBSは旧ジャニーズに関する社内調査結果を発表していますが、遅ればせながらテレビ朝日も重い腰を上げた格好です。

では、フジテレビはどうなのでしょうか。フジテレビは旧ジャニーズ事務所との蜜月関係にあったテレビ朝日同様、先んじて、ジャニー氏による性加害問題の検証番組『週刊フジテレビ批評 特別版~旧ジャニーズ事務所創業者による性加害問題と“メディアの沈黙”~』を21日に放送しました。同番組ではフジテレビの現役・元社員77人を調査した上で、報道局長の渡邉奈都子氏が「未成年に対する性加害という重大な問題、人権問題に関する感度の鈍さは、被害に遭われた方々の心情を考えますと、報道に携わる者として深く反省しております」と正式に謝罪しました。

しかし放送終了後、音楽プロデューサー・松尾潔氏(55)が自身のX(旧Twitter)で、「社員たちは失言防止に気を遣うあまり、生徒全員がリレーでセリフ棒読みの卒業式のごとき図に」と皮肉交じりのコメントを発表したように、及び腰にも見えた現役・元社員への姿勢に批判が寄せられました。在京キー局の中で遅れをとっているフジテレビですが、その裏には旧ジャニーズ事務所との蜜月関係の賜物ともいうべき、年末年始恒例特番の存在も関係していました。

そう、それは『カウコン』です。カウコンはフジテレビと旧ジャニーズ事務所がタッグを組んで行ってきた番組であり、多くのファンが楽しみにしている番組でもあります。しかし、今年はどうなるのでしょうか。旧ジャニーズ事務所NHKテレビ朝日など他局との関係を修復することができるのでしょうか。フジテレビは旧ジャニーズ事務所との関係を続けることができるのでしょうか。カウコンは今年も放送されるのでしょうか。