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木村拓哉のCM降板とDA PUMPの起用、旧ジャニーズの今後

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マクドナルド新CMでキムタクに代わりDA PUMPが起用された因縁…広告マンは知っている(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース

こんにちは。今回は、木村拓哉マクドナルドのCMから降板し、代わりにDA PUMPが起用されたことについて考察したいと思います。

木村拓哉は2020年からマクドナルドのCMに出演していましたが、今年3月にジャニー喜多川氏の性加害問題が発覚し、旧ジャニーズ事務所を退社したことで、同社は「契約を更新しない」と発表しました。これは木村拓哉にとって大きな痛手でしょう。マクドナルドは日本で最も多くのCMを放送する企業であり、そのイメージキャラクターを務めることはタレントにとって名誉なことです。また、マクドナルドのCMは他の企業や番組への露出やオファーにも影響する可能性があります。

マクドナルドは木村拓哉に代わり、10月から新商品「チキンテンダー」のCMにDA PUMPを起用しました。DA PUMPは1997年にデビューした沖縄出身のダンスグループで、キレのあるダンスとアップテンポな歌で人気を博しましたが、音楽番組にはほとんど出られませんでした。その理由は、当時のジャニーズ事務所副社長・メリー喜多川氏が「似たようなグループはジャニーズとかぶる。音楽番組に出さないように」と暗黙の圧力をかけていたからです。テレビ局も忖度していたため、DA PUMPは音楽シーンで孤立してしまいました。

この話は芸能界では有名な話であり、マクドナルドやCM制作関係者も知っているでしょう。木村拓哉に代わりDA PUMPを起用することは、旧ジャニーズ事務所への牽制や反撃とも見えます。DA PUMPは2018年に「U.S.A.」で大ヒットを飛ばし、再び注目を集めましたが、それでも音楽番組への出演は限られています。マクドナルドのCMでDA PUMPが見られることはファンにとって嬉しいことでしょう。

ジャニーズ事務所を退社したタレントは今後、忖度やスポンサーなしで俳優としての真価が問われるでしょう。木村拓哉もそのひとりです。木村拓哉は「視聴率男」と呼ばれ、ドラマの主役にこだわって出演してきましたが、さまざまな職業の役を演じるばかりで、人気シリーズになったものは少ないです。昭和の映画スター、高倉健石原裕次郎はシリーズ化になった代表作がありました。ドラマでも田村正和は「眠狂四郎」、福山雅治も「ガリレオ」シリーズがありました。木村拓哉はドラマの「HERO」、映画では「マスカレード」の続編があったぐらいで、他は単発に終わっています。

脱アイドルに向け新境地を開拓した「教場」はファン以外からの支持も多くシリーズ化されていた人気ドラマでしたが、来期の放送予定が延期されました。現在、宙に浮いたままです。新事務所とはエージェント契約する木村拓哉です。当然、木村拓哉とて忖度もなければ、番組スポンサーになるCMもないでしょう。木村拓哉の実績と人気でどれだけオファーがくるかは未知数です。13俳優として本当の真価が問われる時が来たと言えるでしょう。

以上、木村拓哉のCM降板とDA PUMPの起用、旧ジャニーズの今後について考察しました。芸能界は常に変化しています。今後も注目していきたいと思います。それではまたお会いしましょう。