故ク・ハラさんの死から4年、未だに終わらない法的闘争と遺産問題
KARAク・ハラさんの死去から今日で4年…「ク・ハラ法」はまだ成立せず(朝鮮日報日本語版) - Yahoo!ニュース
今日はガールズグループKARA(カラ)のメンバーだったク・ハラさんが亡くなってから4年目の日です。ク・ハラさんは2019年11月24日に自宅で死亡しているのが発見されました。28歳という若さでした。ク・ハラさんは日本でソロデビューも果たし、多くのファンに愛されていました。しかし、彼女の人生は幸せだけではありませんでした。元交際相手との法的な争いや、家族との確執など、様々な苦難に直面していました。そして、彼女の死後も、その闘争は終わっていません。
この記事では、ク・ハラさんの死から4年経った今、彼女の周りで起きている法的闘争と遺産問題についてまとめてみました。
- 元交際相手との裁判:ク・ハラさんは2018年に元交際相手チェ・ジョンボム氏と別れた後、彼による性暴力や暴行、脅迫などを受けました。チェ・ジョンボム氏はカメラでク・ハラさんのプライベートな映像を撮影し、それをネタに脅したのです。ク・ハラさんはこれに対して警察に被害届を提出し、チェ・ジョンボム氏は起訴されました。2020年には懲役1年の実刑判決が確定しました。また、ク・ハラさんの遺族はチェ・ジョンボム氏に対して慰謝料請求訴訟を起こし、7800万ウォン(約900万円)の支払い命令が出ました。これは精神的損害額で最高額レベルの慰謝料です。
- 実母との遺産分割:ク・ハラさんの実母はク・ハラさんが9歳の時に家を出て行き、その後一切連絡を取っていませんでした。実母は2006年に実父と離婚し、親権も放棄しました。しかし、ク・ハラさんが亡くなった後、実母は法律上の親として、ク・ハラさんが残した遺産の半分を要求しました。これに対して、ク・ハラさんの実兄ク・ホイン氏は、子を捨てた親の相続権を剥奪できるよう「ク・ハラ法」を請願しました。しかし、この法案はまだ国会で審議されておらず、成立していません。現在も実母と実兄の間で遺産分割の争いが続いています。
- ファンとの思い出:ク・ハラさんはKARAのメンバーとして、日本でも多くのヒット曲を生み出しました。彼女は日本語も堪能で、日本のファンとも親しく交流していました。彼女はソロデビューも果たし、2019年には東京でコンサートを開催しました。彼女はSNSなどを通じて、ファンに元気な姿を見せていました。しかし、その裏では彼女は孤独や苦悩に苛まれていました。彼女の死はファンにとっても大きなショックでした。今でも彼女の歌声や笑顔はファンの心に残っています。