ジャニーズ事務所が声明 性加害報道に「十分な検証」求める「虚偽の話されているケースも」（スポニチアネックス） - Yahoo!ニュース
ジャニーズ事務所は、故ジャニー喜多川元社長による性加害に関する報道について、公式サイトで声明を発表した。声明では、以下の点を主張している。
- 性加害の事実認定は、独立した第三者である再発防止特別チームと被害者救済委員会に委ねている。
- 被害者でない可能性が高い人物が虚偽の告発をしているケースがあるという情報に接しており、被害者救済の資金が悪用されることを懸念している。
- 新社長に就任した東山紀之は、加害を助長したとされる報道に対し、否定しており、その点の認定も第三者に協力している。
- 報道機関に対しては、告発内容について十分な検証をして報道するよう要望している。
この声明は、ジャニーズ事務所が性加害問題に対する責任と対応を第三者に委ねていることを強調するとともに、自らの立場を守ろうとする姿勢を示すものである。しかし、被害者の声や証拠が相次いで報道されている中で、事務所の説明や姿勢が信頼されるかどうかは疑問である。また、東山紀之の関与についても、事務所内部での役割や影響力などが明らかにされておらず、不透明な部分が多い。ジャニーズ事務所は、性加害問題を真摯に受け止め、被害者の救済や再発防止のために具体的な行動を取る必要があるだろう。
