80歳「関口宏」がサンモニ降板で後任・膳場貴子を不安視する声 「あの独特の雰囲気は再現できない」（デイリー新潮） - Yahoo!ニュース
TBSの人気報道番組「サンデーモーニング」で36年間司会を務めてきた関口宏（80）が来年3月で降板することが発表されました。後任にはNHK出身で現在はフリーの膳場貴子アナ（48）が決まったということですが、この人事には賛否両論が巻き起こっています。
関口宏は元俳優で、司会者として多くの人気番組を担当してきました。昭和から平成に変わる頃が絶頂期で、TBSの『クイズ100人に聞きました』や『ギミア・ぶれいく』、日テレの『知ってるつもり？ ！』、テレビ朝日の『TVタックル』など視聴率男と呼ばれるほどでした。現在は「サンデーモーニング」だけがレギュラー番組ですが、その司会も80歳という高齢になり、そろそろ世代交代かということになったようです。
後任に選ばれた膳場貴子アナはNHK出身で、報道番組のキャスターとして活躍してきました。NHKでは『ニュースウオッチ9』や『報道特集』などを担当し、フリーになってからはTBSテレビ専属契約となり、『Nスタ』や『ビビット』などに出演しています。報道番組の経験や知識は豊富ですが、「サンデーモーニング」は政治や社会問題だけでなく、国際情勢や文化芸術など幅広い話題を扱う番組です。また、関口宏のような司会者としての存在感やキャラクターも求められます。
そこで、この人事に対しては様々な意見が出ています。一部では、「膳場アナはNHK出身で堅苦しい」「関口さんの後を継ぐには華がない」「女性キャスターでは視聴者の共感を得られない」といった批判的な声も聞かれます。一方で、「膳場アナは報道番組のプロで信頼できる」「関口さんのような偏った意見ではなく、客観的で冷静な司会が望ましい」「女性キャスターでは新しい視点や感性が生まれる」といった肯定的な声もあります。
私個人としては、膳場アナに期待したいと思います。関口宏は確かに長年「サンデーモーニング」を支えてきた功労者ですが、最近では高齢や体調不良などもあり、司会としての力量や判断力が衰えてきたように感じます。また、自分の意見や主張を強く押し付ける傾向もあり、視聴者や出演者とのコミュニケーションもうまく取れていないように見えます。膳場アナはそれらの問題を解決する可能性があると思います。
もちろん、膳場アナにも課題はあります。関口宏のような圧倒的な存在感やキャラクターを作るのは難しいでしょうし、視聴者の支持や信頼を得るには時間がかかるでしょう。しかし、膳場アナは報道番組のキャスターとしての実力や経験は十分に備えていますし、女性としての視点や感性も魅力的です。関口宏の後継という重圧に負けずに、自分らしさを発揮してほしいと思います。
「サンデーモーニング」は日曜朝の定番番組として、多くの視聴者に愛されてきました。関口宏の勇退と膳場貴子アナの就任は、番組の歴史において大きな節目となるでしょう。しかし、番組のコンセプトや内容は変わらずに続けられると思います。私はこれからも「サンデーモーニング」を見続けたいと思いますし、膳場アナにも応援したいと思います。
