フジのドラマ「パリピ孔明」にネットでは「ＮＨＫの金かかってるドラマ見てる気持ち」の声（東スポWEB） - Yahoo!ニュース
フジテレビ系の新ドラマ「パリピ孔明」が9月27日に放送されました。向井理さんが主演するこのドラマは、中国の歴史上の名軍師・諸葛亮（孔明）が現代の日本にタイムスリップして、渋谷のパリピ文化に触れるというストーリーです。初回では、孔明がハロウィーンの渋谷で若者たちと交流したり、クラブでシェーカーを振ったりする場面が見られました。また、上白石萌歌さんや森山未來さん、ディーン・フジオカさんなど豪華なキャスト陣も話題になりました。
しかし、このドラマを見た視聴者の中には、NHKのドラマに似ていると感じた人が少なくなかったようです。X（旧ツイッター）には、「NHK感ハンパない」「NHKがまた真面目にふざけてドラマ作ってる…て思ってたけど、NHKじゃなかった」「映像がNHKっぽいなんて思って見てた」といったコメントが多く見られました。なぜ、このドラマにNHK感を感じたのでしょうか？
一つの理由として、古代の人物がタイムワープするという設定が、NHKで放送されているドラマ「いいね！光源氏くん」シリーズと似ているということが挙げられます。このドラマは、平安時代の貴族・光源氏が現代にやってきて、伊藤沙莉さん演じる女子高生と恋に落ちるというコメディです。このドラマは2020年から始まり、好評を博しています。そのため、「パリピ孔明」は「いいね光源氏くんってドラマ有ったの思いだした」「光源氏くん出てきそう（笑い）」といった声も聞かれました。
もう一つの理由として、キャストやスタッフにNHKの仕事をした人が多いということが考えられます。例えば、上白石さんは昨年の朝ドラ「ちむどんどん」に出演しましたし、関口メンディーさんは先日終わった「夜ドラ」の「褒めるひと褒められるひと」に出ていました。また、脚本の根本ノンジさんは来年度後期の朝ドラ「おむすび」の脚本を担当しますし、演出の渋江修平さんは江戸川乱歩や星新一の作品ドラマの演出もしています。これらの人たちはNHKのドラマにも携わっているので、視聴者にNHKイメージを与えているのかもしれません。
「パリピ孔明」は、NHKドラマとは違う魅力を持ったドラマだと思います。孔明が現代の日本でどんな冒険をするのか、音楽やダンスのシーンはどんな感じになるのか、気になるところがたくさんあります。渋江さんはXへの投稿で「音楽アーティストも総勢25組出演！」と告知しています。これからも「パリピ孔明」に注目していきたいと思います。
